Sound Basics

音楽制作なる徒然

2021年9月20日
から plusunfield
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アコースティックギターで、チューナーを使わず音叉でチューニングすることの利点とは?

ギターは、エレクトリック、アコースティック両方弾きますが、アコースティックギターのチューニングは、チューナーを使わずに音叉(おんさ)を使ってチューニングしています。
今使っている音叉はこれですね。440のAの音叉です。


別にチューナーが嫌とかではなく(エレキではチューナー使いますし)なんとなく個人的にメリットあるから音叉使っているということなんですが、そのことについて、ちょっと書いてみたいと思います。

なぜ音叉を使うのか?

音のピッチ高低に敏感になる

音叉でチューニングする場合、音叉の音と同じ弦(通常は5弦のAですかね)を合わせて、そこから各弦のハーモッニックスを出してピッチ合わせていく、という形で行いますが、チューナーは各弦ごとピッチを合わせていくというやり方なので、根本的に違います。
そのそこから各弦のハーモッニックスを出してピッチ合わせていく、という点について、弾いた弦のピッチが高いのか低いのかは、自分の耳で聞いて判断して合わせていく必要があるんですね。これは結構重要なことかと思います。

ギターを弾いていく上では、エレキであってもアコギであってもピッチがズレるのは仕方ないので、それを踏まえてどうするか、ということかと思います。そういう意味で、チューニング時に自分の耳でピッチが高い方・低い方どっちにズレているのか?を判断するしていくのは、訓練の意味で重要かと思います。

ハーモッニックスを出す練習になる

チューニング時にハーモックスを出すわけですが、まあその奏法の練習になりますね。すぐポーんと12Fとかでハーモックスを出せるようになりますね。
このへんも、周波数的に共鳴するのがこことか難しいのはともかく、なんとなく気持ちいいところで音が出せるようになるのが重要かなと思います。

チューニング自体が早い

慣れではありますが、単純に各弦弾いてチューナー見て合わせて・・・よりも、一つ合わせて、ぽんぽんとハーモニックス出して合わせる方が、作業的に早いというのがありますね。

チューナーよりも音叉の方が安いのでお得

単純に安くていいかなという感じですね。今はチューナーもだいぶ安くて良いものがありますが、それでも音叉の方が安いは安いですね。安いのだと500円くらいでありますね。

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チューナー忘れても、なんとなくリカバリできそう

チューナーないとズレたらどうしようもない!という事態になっても、一つ合わせればあとは何となかなる感はありますね。

なんとなくエコ

電池使わないからですね。

私個人の話をすると、元々吹奏楽出身で、管楽器のチューニング方法、吹きながら自分でピッチ合わせていく、という感じのやり方に慣れているということもありますが、人力というかそんなにチューナー使わずともサッと合わせるのがいいかなと思っているところもありますね。若干ダンディズムかな。

と言いつつ、エレキでは下記のチューナーを使ってます。まさにいろいろ。

2021年5月30日
から plusunfield
コンパクトエフェクター+スイッチャーでの、自分なりの最適な組み合わせを探す はコメントを受け付けていません

コンパクトエフェクター+スイッチャーでの、自分なりの最適な組み合わせを探す

今、エレキギターのエフェクターは、マルチエフェクターではなく、コンパクトエフェクターをスイッチャーで繋いで色々と組み合わせを考えています。
正直言って、マルチエフェクターを1つ買ってしまえば早いんですが、
自分で好みのエフェクターを組み合わせたい
エフェクターの調整はノブでぐりぐりやったほうが早い
ガジェット的に組み合わせを考えたり変えたりするのが楽しい
という理由で、マルチエフェクターを買わずに、コンパクトエフェクターの組み合わせを楽しんでます。
費用の面でも、マルチエフェクター買った方が安いんですが、これは完全に道楽ですね。

色々と試してはいるんですが、その都度、組み合わせをInstagramにあげたりしています。自分でもどんな組み合わせがあったか、記憶レベルでは覚えきれていませんが、ちょっと振り返りたいと思います。

歪み系を2系統にした組み合わせ(CMP+DS+OD+CH+DL)

現在のところ、基本となっている組み合わせです。組み合わせたエフェクターは以下の通りです。
MXR ( エムエックスアール )M291 DYNA COMP MINI COMPRESSOR
BOSS ( ボス ) / BD-2 Blues Driver オーバードライブ
MAXON ( マクソン ) / TOD9 True Tube Overdrive
MXR ( エムエックスアール ) / M234 Analog Chorus
FENDER ( フェンダー )MIRROR IMAGE DELAY PEDAL

ポイントとしては以下です。

歪み系は、シングルコイル/ハムバッカーに合うものを1つずつ

歪み系は、2・3チャンネルです。2つあります。Blues Driverは、シングルコイルの特にリアピックアップにあうので、ざらっとした音にしたい時はこれ、True Tube Overdriveは、シングルコイルのフロントやハムバッカー全般に合うので、その時に、という感じで、歪み系を踏み分ける感じです。キャラが違う歪み系を置くと結構それだけでバリエーション出ていいですね。

空間系は、アナログよりなもので揃える

全部アナログではなく、モデリングものも含みますが、空間系は4・5チャンネルです。
Analog Chorusはアナログなのでアナログ的なコーラスとして、MIRROR IMAGE DELAY PEDALは、デジタル/アナログ/テープとモードがありますが、主にアナログにしているので、空間系はアナログになるようにしています。別にデジタルでもいいんですが、完全に気分ですね。

コンプレッサーで音の粒を揃える

1チャンネルにはコンプレッサーを置いてます。この後に別の組み合わせが出てきますが、1チャンネルは、結構試行錯誤して来ましたね。
ちょっと前に、コンプレッサー入れるといいんじゃ?と思って、YouTubeの動画とかレビューとか見たうえで、DYNA COMP MINI COMPRESSORを買いました。ミニサイズなのもいいポイントですね。
ちょっと半信半疑で買いましたが、繋いで見ると、微妙だけども音の粒が揃ってきていいエフェクターだなと思いました。今のところは、これが基本のラインナップとなります。

音色に変化をつける組み合わせ(Phaser orWah +DS+OD+CH+DL)

若干、今のコンパクトエフェクターのラインナップと違うのもありますが、歪み系の前の1チャンネルを変えてみた組み合わせです。
まずは、1チャンネルがPhaserのもの。置いているのは、もう定番機種ですが
MXR ( エムエックスアール ) / M101 Phase90
Phaserのジュワーンとした効果が欲しいときは、1チャンネルにこれを置きます。

そして、Wah。これも効果音的に欲しい時に置く感じですね。
置いているのは、フルサイズでなくミニサイズのこれ
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / CBM95 Crybaby Mini Wah ワウペダル

正直言って、フルペダルの方が踏みやすさは上ですが、ボードに納めるのであれば、やっぱりミニサイズがいいですね。

ソロの時に踏めるブースターを置いた組み合わせ(CMP+OD+Booster+CH+DL)

これは、歪み系2系統の組合せから、歪み系+ブースターにしたものです。歪みを切り替える、というより、ソロの時にブースター踏んで出力あげる、という用途に沿ったものです。ブースター使うのも結構あるかなと思います。
ブースターとしているのはこれ。
Ibanez ( アイバニーズ ) / TUBE SCREAMER MINI チューブスクリーマー

本来はOver Driveかと思いますが、そんなに出力強くなく、余計な音色つかず出力が上がる感じなので、ブースターとしてもばっちりかと思います。

このように、コンパクトエフェクターを組み合わせると、エフェクター自体の入れ替えもそうですが、用途にあった組み合わせも、そんなに手間なく変えることができるように思います。こういうのは、液晶画面でぽちぽちやるより、物理的にケーブル抜いて入れ替えてまた繋ぎ直す、という方が早い気がしますね。

このような自由度を持って組合せできることが、コンパクトエフェクターを使うメリットかと思います。DAWでのプラグインも使ったものの、やっぱりこのやり方の方が音色とか決めるのが早いと思った、というところも、実感から思うところです。今後も、よりベストな組み合わせをまだまだ求めていきたいですね。

2021年5月19日
から plusunfield
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ノエル・ギャラガーに学ぶギターの使い分けについて

元Oasis、現Noel Gallagher’s High Flying Birdsのノエル・ギャラガーさん。Oasis時代からファンで、今でも聴き続けているアーティストの一人です。先日、Noel Gallagher’s High Flying Birdsがデビュー10周年ということで、ベスト盤発売が発表されました。私も予約しました。

https://amzn.to/3ftPo9u

そのノエルさんですが、Oasis時代はギタリスト、High Flying Birds時代はボーカル&ギターですが、最近のHigh Flying Birds時代のギターの使い分けがなかなか秀逸だなと個人的に思っています。それについて、書いてみたいと思います。

Oasis時代はどうだったか

Oasis時代は、Epiphoneのセミアコが基本でしたね。

1996年に出たDVD、私も持ってますが、この時は有名なユニオンジャック柄のエピフォン・シェラトンをメインに使ってます。その後の日本公演でも、別のサンバーストのエピフォン・シェラトンを使ってるのをみました。
以前、どこかで本人のインタビューで、ビートルズに憧れてEpiphone使ってた、とのコメントを目にしたことがあります。ビートルズと言えば、エピフォンのカジノですもんね。

下記のサイトは、ノエルさんのギターや機材の変遷を追ってまとめていて面白いです。

https://guitarplayer.wordpress.com/2008/06/14/the-complete-noel-gallagher-oasis-gear-guide/

そして今はどうか。

そして、今のHigh Flying Birds時代ですが、やや使っているギターも変わってきてますね。

セミアコが基本なのは変わらないようですが、今使っているのは、ギブソンのES-355のようです。

そして、それ以外にも、ジャガータイプやストラトキャスタータイプのギターも使っているようです。ジャガータイプのものは、Nash guitaraというメーカーのものということです。

本家フェンダーのストラトキャスターも使っていますね。

Oasis時代にはあまり見られなかった、ギブソン系セミアコとフェンダー系シングルコイルギターの組み合わせ、これが個人的にはなかなかいいなと思っています。

ギブソン系セミアコとフェンダー系シングルコイルギターの組み合わせのどんな点が良いと思うか

セミアコ+ハムバッカーとソリッドボディ+シングルコイルと形状+ピックアップ違いでのサウンドバリエーション

なんかタイトルが長いですが、要はサウンドのバリエーションがしっかりと出る、という点です。
言うなればこんな感じでしょうか。

  • セミアコ+ハムバッカー:やや空間があるような太い音
  • ソリッドボディ+シングルコイル:硬く詰まってクリアでやや細く繊細な音

セミアコ+ハムバッカーでの曲でいうと言うとこちらでしょうか。昔のOasis時代を彷彿とさせるような、歪んだ太めのギターサウンドがいいですね。

ソリッドボディ+シングルコイルで言えばこちら。細かくリズムを刻む音なんてまさにそうですね。

ルックスの違い。セミアコはどっしり、ソリッドギターは身軽に。

さっき写真は出しちゃったんでアレですが、セミアコはやはりボディが大きいので、身体の全面に大きく構える感じですが、ソリッドギターはボディも小さく取り回せるので、こんなこともしちゃってます。

かく言う私も、この組み合わせでギターを持っていますが、同じような意味でバリエーション出せるなと思っています。この組み合わせになったのは、特に意図せず偶然ですが(セミアコ買ったのはノエルさんの影響だけど)なかなかいいかなと思っています。

セミアコは、エピフォンのDOT、ソリッドギターは、フェンダージャパンのストラトキャスターですね。
もちろんノエルさんとは何もかも違いますが、ギターを弾くときはそれらの違いを楽しんでいます。

Noel Gallagher’s High Flying Birdsは新曲も出るということで、これからの活躍にさらに期待したいですね。

EPIPHONE ( エピフォン ) / ES-335 Vintage Sunburst EPIPHONE ( エピフォン ) / ES-335 Vintage Sunburst

2021年1月24日
から plusunfield
シールドをオーダーで作った話 はコメントを受け付けていません

シールドをオーダーで作った話

先日、エレキギター用のシールドをオーダーで作りました。
作ったのはこちら。

リペア頼んだり、細かいパーツ買ったりしている贔屓の楽器屋さん。楽器屋BOWさんです。
こちらのTwitterで、シールドをオーダーで作れることを知って興味を持ちました。今使っているシールドは、いつ買ったかもう定かではないですが、10年以上前に買ったものです。そのときも、シールドは高いものを買ったほうがいい、という認識を持っていて、それなりの値段のものを買ったきがしましたが、経年劣化なのか、そもそもそんなにいいものでもなかったのか、今ではエレキギターをつないでも、ちゃんと音が出ないときがあったり、ガリが出たりするときがあったりと、なんかちゃんとしてないなあ…と思うときが多くなってきました。

そんなときに、このツィートを見たので、よし頼んでみよう!と思ったという感じです。

買ったのはこちら
・3m☓2本
・1m☓1本
値段はこちらなので


13,000円前後でしたね。
もちろん、安い出費ではないですが、録音が主だし、そのあたりでストレス抱えるのも何だな、と思っていたので、まあ良いかという感じで買いました。

買ってみて、まだ試した段階ですが、音質面でのストレスはなくなりましたね。懸念だったガリもなくなり、スムーズに音が出てくる感じがします。
お店の方が、ケーブル部がちょっとスケルトンになっているので格好良いですよ!と言っていましたが、それは確かにそうかもwシールドは普通黒ですが、薄いブラウンで中の線が見えるのがちょっと新しいですね。

今後、宅録でいろいろ繋いでみますが、まず快適な環境にちょっと近づいた感じがして、個人的には良かったなと思っています。

▼参考URL
楽器屋BOW | 公式ホームページ

2020年6月6日
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日頃愛用しているSONYのMDRシリーズのヘッドフォン・イヤフォンたち

普段、いろんなところでヘッドフォン・イヤホンを使用しますが、気づくとだいたいSONYの製品を使ってますね。本当にいろいろ使いつつ、最終的にここに行き着いた、というところでのSONYですが、なんとなく自分に合うところがあるのかなと。簡単に紹介したいと思います。

音楽制作時のモニタリング用

MDR-7506

モニター用のヘッドフォン。これの上位機種で、スタジオでの定番機種とも言えるMDR-CD900STというものがありますが、それとは少し違いがありますね。

折り畳めて便利

内側に折りたたむことができますが、コンパクトにたためて便利ですね。専用の袋にいれて携帯することもできますし。さすがに、畳めないまま持ち運びするのはかさばるなと。

カールコードがかっこいい

片出しのコードですが、カールコードになってます。これは携帯性を重視したからなのかなとも思いますが、サウンドハウスのページには「音声の伝達ロスを抑え」ともあるので、何か音質的なことも考慮されている気がします。
なんとなく気分はジミヘンって感じにもなるし・・・。

耳はさほど痛くならない

ヘッドフォンを着けたときの圧迫感、側圧というそうですが、それもさほど強くなく、着け心地はまあよいかなと思います。他のものと厳密に比較したわけではないですが。

音楽鑑賞やリモートワーク時のリスニング(有線)

MDR-XB55 G

有線のヘッドフォン。普段のPC操作や会社のPCでのリモート会議の際などに使ってます。値段も3,000円台とそんなに高くないけど、丈夫だしいいですね。

低音が超強調される。

メーカーサイトには「グルーヴ感をダイレクトに伝達するベースブースター搭載で迫力の重低音を実現。」とありますが、このとおりに、低音のブンブン感がすごいです。最初は、なんかイコライジングされてる、と思ったくらいです。まあ、今はこの音に慣れてしまいましたが。

音楽鑑賞用イヤホン(Bluetooth)

MDR-EX31BN B

これは、基本的にスマートフォンに接続して使ってます。耳に刺すだけのタイプもありますが、これはリモコン部があって、マイクもついており、出入力ができるタイプですね。

リモコン部は割と大きめだけども、クリップになってるからそんなに気にならない

前述のとおり、リモコンがあるタイプでリモコン部も割と大きめですが、リモコンの後ろがクリップになっており、そこで首のところにさっとつければ、個人的にはそんなに気にならないかと思います。

Bluetoothでの接続はスムーズ

接続は、リモコン部の電話アイコンの丸ボタンを長押してやりますが、リモコンが大きいこともあり、ボタンも押しやすく、そんなに迷わずできますね。意外とそのあたりも便利にできてると思います。

マイク付きなのでそれも便利

リモコンでクリップで首につける、と言いましたが、首につけるということで、マイク部の場所も安定する意味もあると思います。
例えば、音楽聴きながら歩いていて、Line通話がかかってきても普通に取ってそのまま通話できます。そういう意味で、外で歩いている際などは、もうこのイヤホンを基本つける、というふうになってますね。音楽もそのまま聴いちゃうし。

ということで、ある意味図らずともSONYのヘッドフォン・イヤホンを使っていることになってましたが、それぞれのシーンで快適になろう、という意図で選んだ結果かと思います。しばらくはこれらで行けるかな・・・と思いますが、また必要があれば、適宜アップグレードしていきたいと思います。

2020年4月28日
から plusunfield
オールマイティーなギターとしてのセミアコ はコメントを受け付けていません

オールマイティーなギターとしてのセミアコ

エレキギターではセミアコを1本持っていて、気に入ってます。このモデルです。

モデルとしては、Epiphone Dotですね。

個人的には、セミアコって、なかなかは汎用性の高いギターのような気がしています。使い勝手がいいというような。今回は、それが具体的にどんな点なのかをあげてみたいと思います。

音のバリエーションが豊富

私の持っているEpiphone Dotは2ピックアップで、それぞれハムバッカーがついてますね。今は純正のピックアップから変えてしまいましたが。
ハムバッカーだと、シングルコイルよりも音も太く、なんというか素直な音が出るように思います。加えて、セミアコということで、センターブロックはあるものの、ボディは箱状になっているので、生のギターが鳴る音も入ることになり、ややアコースティック・ギターのような音も出せます。現に、自分で録音するときなど、アコギ的に使うために、歪ませないセミアコの音を使うこともあります。
また、ディストーションなどをかけて歪ませても、割と空間がある感じのちょっとつやがある感じの歪みがあるサウンドになって、個人的にはそれがいいなと思っています。レスポールみたいに、ソリッドギター+ハムバッカー+歪み、だと、ちょっと重すぎるような、Too muchな感じがする気がしちゃうんですよね・・・。これは完全に好みですが。

ボディが軽い

ハムバッカーサウンドを求めると、前述のように、レスポール+歪みサウンド、みたいのが王道として存在しますが、先に書いたToo muchなサウンドに加えて、ボディの重さが肩にくる・・・というのが正直あります。重いなあという。
世のレスポール弾きの皆さんはどうしているのが気になり、何を言っとんじゃと言われてしまうかもしれませんが、まあそう思うんだから仕方ない。
今は自分のバンドで、ギター・ボーカルということもあり、なるべく負担が少ないのがいいかなと思っちゃいます。そういう意味でも、セミアコは箱状のボディということで、重量もそこまででもない、ということで、いいなと思います。

ボディが大きめなのがいい

セミアコ、ボディは大きいですが、個人的には、身長も体躯も日本人平均よりは大きめなので、割としっくりくるところがありますね。立って弾いてもそんなに違和感なく扱えます。

・・・挙げたものの、サウンドの観点ではそんなにもなく、取り回しみたいなツールのレビューのような感想となってしまいましたが、まあそれでもいいかなと思います。別のエントリーで、セミアコを愛用しているアーティストもレビューしてみたいと思います。 

2020年4月23日
から plusunfield
アナログ機材を使ったサウンドのAX(アナログ・トランスフォーメーション)を進めている はコメントを受け付けていません

アナログ機材を使ったサウンドのAX(アナログ・トランスフォーメーション)を進めている

デジタルトランスフォーメーション、という言葉がありますね。

デジタルトランスフォーメーション – Wikipedia

デジタル技術によって、仕事の仕方とか生産性を改善させる、という意味合いの言葉ですね。
かく云う私も、自分の業務では、デジタルマーケティングに関わっており、広義でのデジタルトランスフォーメーションに関わっていると言えます。

このブログで書いている音楽制作についても、デジタルトランスフォーメーションとは言わないものの、もともとPCでシーケンサーを動かして音楽を作っているという経緯もあり、全アナログ時代→デジタルを使った時代、という流れを経ていると思うと、長い目で見てデジタルトランスフォーメーションの流れの中にある、と言われると思います。

しかし、
ここ近年の自分の機材を購入する傾向を見ていると、どうももともとデジタルの機材をアナログに置き換えている、という流れになっています。
デジタルのほうが便利で使い勝手がいいものも、サウンドの面でやっぱりアナログのほうが音がいいな・・・と思って買い替えたり、買い足したりするものもあります。それをちょっとまとめてみたいと思います。

アナログエフェクター

ギターのエフェクターは、ボードを組んでコンパクトエフェクターを並べる、という形でやっています。ガジェットを組み合わせる感覚ですね。

オーバードライブ/ディストーション

ディストーションやオーバードライブ系は、複数持ってるんですが例えばこれですね。

Bossのブルースドライバー、これはデジタルエフェクターですがいいですね。

そして、アナログのオーバードライブといえばこちら

MAXON ( マクソン ) / TOD9 True Tube Overdriveですね。真空管搭載で音にすると光り、音もやっぱり温かみのある音でいいですね。

超小型のミリタリー・リライアブル真空管を搭載した世界最小のチューブ・オーバードライブです。プリに真空管回路を採用することによりOD9特有の中高域にくせのあるサウンド・キャラクタを生かした、パワフルなチューブ・オーバードライブ・サウンドを作りだします。

ディレイ

ディレイは、それこそ昔はデジタルディレイをよく使ってました。ディレイタイムもデジタルに指定できるし、管理しやすいしいいんですが、サウンドの面ではやっぱりアナログの感じがほしいなと思っていました。そこで新製品でかったのがこれ。

左の製品ですね。FENDER ( フェンダー ) / MIRROR IMAGE DELAY PEDAL
デジタル、アナログ、テープの3モードが使えて、あくまでもシュミレーターなんですが、趣は感じられます。いつもは、アナログ+付点音符バージョンでつかってますね。

FENDERから満を持して登場したNEWSコンパクト・エフェクト・ペダル

アナログコーラス

右から2つ目の製品がそれです。MXR ( エムエックスアール ) / M234 Analog Chorus
アナログですが、サウンドとしてはしっかりかかり、デジタルコーラスのようなおとなしい感じではないですね。サウンドハウスの商品説明でも、太いサウンドとあり、そのような印象を受けました。

現存する数少ないアナログ・コーラス。アナログらしい太く、温かみのあるサウンドはもちろん、素直でクセのないクリアなサウンドも出力可能。

アナログ・シンセサイザー・リズムマシン

Korgのリズムマシン兼アナログシンセサイザーのような、リズムマシンをつかってます。Korgのmonotribeです

以前、別のブログのエントリでこんなことを書いてますね。

 アナログシンセサイザーなので、当然ですがMIDIもついておらず、テンポも音色も手作業で作る必要があるんですが、アナログシンセサイザーは、音色にも特徴があり音の太い、という特徴がありますね。やっぱりアナログシンセはいいですね。

真空管アンプ

Voxのアンプです。AC50とかが有名ですが、この真空管アンプヘッドも音がやっぱりいいですね。こんなエントリも書いてます。

VOX ( ヴォックス ) のアンプヘッド、MV50-BQ Boutiqueを買った。 – Sound Basics

新真空管Nutubeをプリ・アンプに搭載したMVシリーズ Boutiqueタイプモデル。小型化、低電圧、省電力と正に現代の技術の粋を集めたモデルです。

こう見ると、「音がいい」というのが基本認識ですね。音楽を作るという意味では、そこにこだわりたいなと思います。

2020年4月20日
から plusunfield
VOX ( ヴォックス ) のアンプヘッド、MV50-BQ Boutiqueを買った。 はコメントを受け付けていません

VOX ( ヴォックス ) のアンプヘッド、MV50-BQ Boutiqueを買った。

先日、アンプヘッドを買いました。こちらですね。

買ったのは、アンプのヘッド部ですね。
理由としては、エレキギターを弾くのに、毎回エフェクターボードを出し、シールドをつないで、オーディオインターフェイス経由でPCもしくはiPadで音を出す、ということをしてました。ただ、ちょっと面倒でだんだん弾かなくなってしまう感じでした。なので、さっとギターを出しつないで音を出せる何かがほしいなと思っていました。

色々見ていくうちに、アンプシュミレーターとか、簡単につなげるオーディオインターフェイスなども検討していたのですが、これが目に留まり、これがいいかなと思って購入、となりました。購入したのは、いつも機材を買っているサウンドハウスですね。使ってみての感想は以下です。

やはり真空管は音がいい

小さめのボディですが、真空管を使っています。Korgが新開発した新しい仕様の真空管Nutubeを使用しています。そのままつないで弾いたり、またDTMでの録音のときに通したりしていますが、オーディオインターフェイス直結よりも、音の膨らみがあるような気がしますね。回路も完全アナログ仕様ということで、かなりいい感じになっています。

サイズはとてもコンパクト

先にInstagramのポストを貼っていますが、PC用のオーディオインターフェイスに乗せても、このアンプの方が小さいくらいです。持ち運びにも困らないし、収納にも便利ですね。しかもこのサイズで50Wという。

電源は必須

真空管のアンプ、ということで、ばっちりAC電源で電力取るようになってます。真空管は電気食いますからね。ということで、別途電源の確保が必要です。アンプシュミレーターとかだと、このあたりはもっとカジュアルですがまあ仕方ないです。

真空管が光って格好良い

まあ真空管のビジュアル面での格好良さって、こう怪しげに光るところですね。エフェクターも真空管ものがいくつかありますが、やっぱりこう光ってなんか光源ばっかり。でもいいですね。

さらに使っていきたいですね。

新真空管Nutubeをプリ・アンプに搭載したMVシリーズ Boutiqueタイプモデル。小型化、低電圧、省電力と正に現代の技術の粋を集めたモデルです。

2020年3月8日
から plusunfield
茅ヶ崎のハンドメイドギターストラップ「Daiking Strap」を買ってみた。 はコメントを受け付けていません

茅ヶ崎のハンドメイドギターストラップ「Daiking Strap」を買ってみた。

先日、ギターのストラップを買いに楽器店に行きました。お目当のものはあったのですが、そこで偶然茅ヶ崎で作っているギターストラップです、との触れ込みの製品が並んでいました。

daiking というブランドで、なんというかキレイな模様の生地を使っているのが特徴です。購入した楽器屋のBOWさんのサイトにもページがありました。
Daiking Strap 【茅ヶ崎ハンドメイドストラップ】 / 楽器屋BOW

今まではフェンダーのストラップを使っており、その色違いを購入するつもりでいましたが、おっと思える柄の生地もあったので、こっちの方がいいかなという感じで買っちゃいました。しかも2本。実際につけてみましたがなかなか気に入ってます。

1本目は紺ベースで民族調な柄の生地。

ブランドのタグ入りですね。

2本目は、1本目と同じ柄だけど白ベースのもの。セミアコにつけてます。

いいかんじですね。

裏側は、ざらざらとした感触のバッグのストラップのような感じ。フェンダーのストラップの裏側はつるつるしているので、感触は違いますが別に問題ないですね。

サイトによると、傷つけないようにプラスチックパーツを使用し、生地がなくなり次第終了、ということで、いつまでも同じものが作られるのではないようです。ストラップなので、基本ちゃんと使えれば、見た目のビジュアルで決められるのがいいですね。 私の掲載するアーティストにも、個性的なギターストラップを使っている人は結構います。特に気になるのは、奥田民生さんですね。下記のようにオリジナルで作ったりもしてて、鮮やかななんというかサイケっぽい柄のを使っている印象が強いです。
同じ湘南地区ということで応援したかった、というのもありますが、また随時チェックしたいと思います。

<追記>

先日、こちらの新作を買ってみました。テイストは違いますが、また良い感じでしたね。

▼参考URL

楽器商社DaikingCorporation

2020年1月26日
から plusunfield
エレキギターのペグをロックタイプのペグに交換してみた はコメントを受け付けていません

エレキギターのペグをロックタイプのペグに交換してみた

持っているエレキギターのペグを交換してみました。
正確には、ペグ交換とピックアップやサーキットの交換も同時にしたのですが、今回のエントリでは、ペグ交換のみに絞って書きたいと思います。

どのように交換したのか

交換ほかの作業は、自宅近くにある楽器店で依頼しました。こちらですね。
楽器屋BOW | 公式ホームページhhttp://gakkiya-bow.com/

リペアサービスもあり、過去何度かリペアをお願いしています。

交換したペグについて

ペグは別途購入して、持ち込んで交換してもらいました。購入したのはこちら。

ペグ本体に搭載されたダイヤルで弦をロックするフィンガーロック式のギター用ペグ。ロトマチックペグの取り付けネジ穴が真横にあるタイプが元となっており、グローバータイプのペグボタンである20ボタンを採用。ペグ配置は、3対3タイプとなります。

ペグを交換したギター

今回ペグを交換したギターはこちらです。EpiphoneのDOT。購入したのは1990年代後半なので、20年ものですね。

以前のペグはこちら。純正のものですが、錆も浮いてきており、締め付けもやや甘くなってきて、チューニングがずれがちになってきた感がありました。

ピックアップほか交換することに伴い、ペグも交換しようと思った次第です。

新しいペグを設置してみた

そして新しいペグをつけてみました。当たり前ですが、つやつやしてますね。

このロップタイプのペグは、後ろにノブがあり、ここで締め付ける形ですね。ロックタイプペグには、ペグを回すと自動で締まるタイプのペグもありますが、今回は在庫の問題もあり、ノブで締めるタイプにしました。

ロックタイプのペグにしてみての感想

チューニングが安定した

まあロックタイプのペグなんで当たり前ですが、チューニングは安定しましたね。今まで、ペグの老朽化に伴いチューニングが甘くなってましたが、新しくかつロックタイプということで、その点堅牢になったかと思います。

セミアコだったので、ヘッドからのペグポストの長さを考慮してなかった。

画像で見ると分かるかはあれですが、4弦、3弦のペグのポストは、あんまり頭が出てないです。

明らかに短いですね。
今回、レスポールのように3☓3の配列のヘッド状のペグを買ったのですが、ヘッドの一番上に来る4弦、3弦のペグの頭があんまり出てない状態となってます。
依頼した楽器屋さんでいろいろ聞きましたが、ヘッド上部にいくにつれてヘッド部の木材が厚くなっていくので、ペグのポストの長さが同じだと、ヘッド上部にいくにつれて頭の飛び出し具合が短くなっていく、ということでした。3弦・4弦のみ、ポストの長さが長いロングタイプのペグにする場合もあるということでした。
今回取り付けもできるか?というようなことを言われましたが、なんとか付けられました。良かった。

見た目は格好良い

多分にノブ状になっているペグのせいですけどね。こういう気分の盛り上がりも大事です。

今回は全体的なメンテナンスということで、ギターのパーツを大分変えましたが、主に機能面でグレードアップできたかと思います。機能面がよくなると俄然やる気がでるんですよね。ということで、うまく使っていければと思います。