Sound Basics

音楽制作なる徒然

アナログ機材を使ったサウンドのAX(アナログ・トランスフォーメーション)を進めている

デジタルトランスフォーメーション、という言葉がありますね。

デジタルトランスフォーメーション – Wikipedia

デジタル技術によって、仕事の仕方とか生産性を改善させる、という意味合いの言葉ですね。
かく云う私も、自分の業務では、デジタルマーケティングに関わっており、広義でのデジタルトランスフォーメーションに関わっていると言えます。

このブログで書いている音楽制作についても、デジタルトランスフォーメーションとは言わないものの、もともとPCでシーケンサーを動かして音楽を作っているという経緯もあり、全アナログ時代→デジタルを使った時代、という流れを経ていると思うと、長い目で見てデジタルトランスフォーメーションの流れの中にある、と言われると思います。

しかし、
ここ近年の自分の機材を購入する傾向を見ていると、どうももともとデジタルの機材をアナログに置き換えている、という流れになっています。
デジタルのほうが便利で使い勝手がいいものも、サウンドの面でやっぱりアナログのほうが音がいいな・・・と思って買い替えたり、買い足したりするものもあります。それをちょっとまとめてみたいと思います。

アナログエフェクター

ギターのエフェクターは、ボードを組んでコンパクトエフェクターを並べる、という形でやっています。ガジェットを組み合わせる感覚ですね。

オーバードライブ/ディストーション

ディストーションやオーバードライブ系は、複数持ってるんですが例えばこれですね。

Bossのブルースドライバー、これはデジタルエフェクターですがいいですね。

そして、アナログのオーバードライブといえばこちら

MAXON ( マクソン ) / TOD9 True Tube Overdriveですね。真空管搭載で音にすると光り、音もやっぱり温かみのある音でいいですね。

超小型のミリタリー・リライアブル真空管を搭載した世界最小のチューブ・オーバードライブです。プリに真空管回路を採用することによりOD9特有の中高域にくせのあるサウンド・キャラクタを生かした、パワフルなチューブ・オーバードライブ・サウンドを作りだします。

ディレイ

ディレイは、それこそ昔はデジタルディレイをよく使ってました。ディレイタイムもデジタルに指定できるし、管理しやすいしいいんですが、サウンドの面ではやっぱりアナログの感じがほしいなと思っていました。そこで新製品でかったのがこれ。

左の製品ですね。FENDER ( フェンダー ) / MIRROR IMAGE DELAY PEDAL
デジタル、アナログ、テープの3モードが使えて、あくまでもシュミレーターなんですが、趣は感じられます。いつもは、アナログ+付点音符バージョンでつかってますね。

FENDERから満を持して登場したNEWSコンパクト・エフェクト・ペダル

アナログコーラス

右から2つ目の製品がそれです。MXR ( エムエックスアール ) / M234 Analog Chorus
アナログですが、サウンドとしてはしっかりかかり、デジタルコーラスのようなおとなしい感じではないですね。サウンドハウスの商品説明でも、太いサウンドとあり、そのような印象を受けました。

現存する数少ないアナログ・コーラス。アナログらしい太く、温かみのあるサウンドはもちろん、素直でクセのないクリアなサウンドも出力可能。

アナログ・シンセサイザー・リズムマシン

Korgのリズムマシン兼アナログシンセサイザーのような、リズムマシンをつかってます。Korgのmonotribeです

以前、別のブログのエントリでこんなことを書いてますね。

 アナログシンセサイザーなので、当然ですがMIDIもついておらず、テンポも音色も手作業で作る必要があるんですが、アナログシンセサイザーは、音色にも特徴があり音の太い、という特徴がありますね。やっぱりアナログシンセはいいですね。

真空管アンプ

Voxのアンプです。AC50とかが有名ですが、この真空管アンプヘッドも音がやっぱりいいですね。こんなエントリも書いてます。

VOX ( ヴォックス ) のアンプヘッド、MV50-BQ Boutiqueを買った。 – Sound Basics

新真空管Nutubeをプリ・アンプに搭載したMVシリーズ Boutiqueタイプモデル。小型化、低電圧、省電力と正に現代の技術の粋を集めたモデルです。

こう見ると、「音がいい」というのが基本認識ですね。音楽を作るという意味では、そこにこだわりたいなと思います。

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