Sound Basics

音楽制作なる徒然

コンパクトエフェクター+スイッチャーでの、自分なりの最適な組み合わせを探す

今、エレキギターのエフェクターは、マルチエフェクターではなく、コンパクトエフェクターをスイッチャーで繋いで色々と組み合わせを考えています。
正直言って、マルチエフェクターを1つ買ってしまえば早いんですが、
自分で好みのエフェクターを組み合わせたい
エフェクターの調整はノブでぐりぐりやったほうが早い
ガジェット的に組み合わせを考えたり変えたりするのが楽しい
という理由で、マルチエフェクターを買わずに、コンパクトエフェクターの組み合わせを楽しんでます。
費用の面でも、マルチエフェクター買った方が安いんですが、これは完全に道楽ですね。

色々と試してはいるんですが、その都度、組み合わせをInstagramにあげたりしています。自分でもどんな組み合わせがあったか、記憶レベルでは覚えきれていませんが、ちょっと振り返りたいと思います。

歪み系を2系統にした組み合わせ(CMP+DS+OD+CH+DL)

現在のところ、基本となっている組み合わせです。組み合わせたエフェクターは以下の通りです。
MXR ( エムエックスアール )M291 DYNA COMP MINI COMPRESSOR
BOSS ( ボス ) / BD-2 Blues Driver オーバードライブ
MAXON ( マクソン ) / TOD9 True Tube Overdrive
MXR ( エムエックスアール ) / M234 Analog Chorus
FENDER ( フェンダー )MIRROR IMAGE DELAY PEDAL

ポイントとしては以下です。

歪み系は、シングルコイル/ハムバッカーに合うものを1つずつ

歪み系は、2・3チャンネルです。2つあります。Blues Driverは、シングルコイルの特にリアピックアップにあうので、ざらっとした音にしたい時はこれ、True Tube Overdriveは、シングルコイルのフロントやハムバッカー全般に合うので、その時に、という感じで、歪み系を踏み分ける感じです。キャラが違う歪み系を置くと結構それだけでバリエーション出ていいですね。

空間系は、アナログよりなもので揃える

全部アナログではなく、モデリングものも含みますが、空間系は4・5チャンネルです。
Analog Chorusはアナログなのでアナログ的なコーラスとして、MIRROR IMAGE DELAY PEDALは、デジタル/アナログ/テープとモードがありますが、主にアナログにしているので、空間系はアナログになるようにしています。別にデジタルでもいいんですが、完全に気分ですね。

コンプレッサーで音の粒を揃える

1チャンネルにはコンプレッサーを置いてます。この後に別の組み合わせが出てきますが、1チャンネルは、結構試行錯誤して来ましたね。
ちょっと前に、コンプレッサー入れるといいんじゃ?と思って、YouTubeの動画とかレビューとか見たうえで、DYNA COMP MINI COMPRESSORを買いました。ミニサイズなのもいいポイントですね。
ちょっと半信半疑で買いましたが、繋いで見ると、微妙だけども音の粒が揃ってきていいエフェクターだなと思いました。今のところは、これが基本のラインナップとなります。

音色に変化をつける組み合わせ(Phaser orWah +DS+OD+CH+DL)

若干、今のコンパクトエフェクターのラインナップと違うのもありますが、歪み系の前の1チャンネルを変えてみた組み合わせです。
まずは、1チャンネルがPhaserのもの。置いているのは、もう定番機種ですが
MXR ( エムエックスアール ) / M101 Phase90
Phaserのジュワーンとした効果が欲しいときは、1チャンネルにこれを置きます。

そして、Wah。これも効果音的に欲しい時に置く感じですね。
置いているのは、フルサイズでなくミニサイズのこれ
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / CBM95 Crybaby Mini Wah ワウペダル

正直言って、フルペダルの方が踏みやすさは上ですが、ボードに納めるのであれば、やっぱりミニサイズがいいですね。

ソロの時に踏めるブースターを置いた組み合わせ(CMP+OD+Booster+CH+DL)

これは、歪み系2系統の組合せから、歪み系+ブースターにしたものです。歪みを切り替える、というより、ソロの時にブースター踏んで出力あげる、という用途に沿ったものです。ブースター使うのも結構あるかなと思います。
ブースターとしているのはこれ。
Ibanez ( アイバニーズ ) / TUBE SCREAMER MINI チューブスクリーマー

本来はOver Driveかと思いますが、そんなに出力強くなく、余計な音色つかず出力が上がる感じなので、ブースターとしてもばっちりかと思います。

このように、コンパクトエフェクターを組み合わせると、エフェクター自体の入れ替えもそうですが、用途にあった組み合わせも、そんなに手間なく変えることができるように思います。こういうのは、液晶画面でぽちぽちやるより、物理的にケーブル抜いて入れ替えてまた繋ぎ直す、という方が早い気がしますね。

このような自由度を持って組合せできることが、コンパクトエフェクターを使うメリットかと思います。DAWでのプラグインも使ったものの、やっぱりこのやり方の方が音色とか決めるのが早いと思った、というところも、実感から思うところです。今後も、よりベストな組み合わせをまだまだ求めていきたいですね。

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