Sound Basics

音楽制作なる徒然

作詞につまった時に、くるりの本に書かれていることを思い出す

いみじくも私も自分で曲を書き、曲に詞をつけることがあるわけなんですが、作詞って難しいですね。曲は好きで作ることも多いですが、詞はつけなければいけないので、なんとか作る、という感じもしています。

そして、今、曲を作ったものの詞を付けられず残っているものがある状態ですが、先日読み返した本の中でこんな一節がありました。

『歌詞ができへん』って相談したら、『そんなのすぐできるよ。だって、もうサウンドが完璧に出来上がってるんやから、そのサウンドの中に言葉が入っているから、それに耳をすませて言葉にしていけばいい』とか言ってくれて。その言葉に『あっ!』って気づかされて、そこから5分くらいで書けたんですよね

くるりのこと

この本ですね

そして、これはこの曲。「ジュビリー」の歌詞のことについてです。

この曲の歌詞はかなり好きで、カラオケで歌ったこともあるんですが、情景が浮かぶような文学的な歌詞と思いますが、歌詞に詰まって5分くらいで書けた歌詞には思えませんね。インスピレーションとは色々だなと思います。

このことを踏まえて、サウンドに耳を澄ませて言葉を拾いたいと思います。

コメントは受け付けていません。