Sound Basics

音楽制作なる徒然

2025年3月15日
から plusunfield
ギターマガジン2024年11月号「RAT1台を商売道具に」を読んだ はコメントを受け付けていません

ギターマガジン2024年11月号「RAT1台を商売道具に」を読んだ

先月号ですが、ギターマガジンがRAT特集をやっていまして、それを買って読みました。普段、ギターマガジンは、電子書籍のサブスクで読むことが多いですが、今回はここぞということで、紙の雑誌を買ってみました。

RATは、それこそ30年くらい前に買って今でも持っていますが、ちょっとこの特集を見てRATのことを考え直した感じがありました。

読んでみて感じたことは以下のようなことです。

RAT2にもエディション違いがあるのを知った

私が今持っているのは現行品でもあるRAT2です。購入したのは、1994年頃、ということで、30年前ですね。 ただ、現行のRATとはちょっと違う点があるようですね。

こちらが私の持っている旧RAT2。

そして、誌面の中で新旧の違いとあった画像はこちら。

現行のRAT2は、スラントトップということで、上面が斜めになっているということでした。私の持っているRAT2はフラットトップで真っ直ぐでしたが、踏みやすいように傾斜がついたんですね。それ以外に、電源のジャックも、一般的なDCジャックになったということで、それも改良点ですね。

色々な方のRATのセッティングを知れた

RATは、DISTORTION、FILTER、VOLUMEの3つのつまみがありますが、個人的には、FILTERをどう設定するか、がちょっと決まってませんでした。
この特集では、色々なミュージシャンの方のインタビューを載せつつ、RATのつまみをどうセッティングしているかも載っていたので、とても参考になりました。
FILTERのセッティングは、右方向2時あたりに設定していた方が多い印象で、最近はそれを踏まえたセッティングにしています。

RATファミリーのラインナップ

現在普通に売っているRATの種類は以下のようなものですね。

80年代にジェフ・べックが愛用したことによって世界的定番となったRAT。他の追随を許さない図太いサウンドとマイルドな歪みは国内外の多くのトップギタリストを魅了し続けています。 PROCO ( プロコ ) / RAT2 ディストーション 80年代にジェフ・べックが愛用したことによって世界的定番となったRAT。他の追随を許さない図太いサウンドとマイルドな歪みは国内外の多くのトップギタリストを魅了し続けています。 PROCO ( プロコ ) / Turbo RAT オリジナルRATよりも出力をアップ、よりワイドなトーンを装備した現代版。より激しく、より濃密なボトムエンドを求めるギタリストにオススメ! PROCO ( プロコ ) / Turbo RAT オリジナルRATよりも出力をアップ、よりワイドなトーンを装備した現代版。より激しく、より濃密なボトムエンドを求めるギタリストにオススメ! PROCO ( プロコ ) / Lil' RAT Pedal  LIL’ RATはロック、ブルース、パンク、ジャズなどジャンルを問わず全てのギグで頼りになるペダル。LIL’ RATはフルサイズのRAT2と同じコントロールとサウンドですが、幅はわずか2インチです。背面に電源とジャックを備え、戦車のように頑丈に作られています。RAT2の約半分のサイズでペダルボードのスペース確保にも役立ちます。 PROCO ( プロコ ) / Lil’ RAT Pedal LIL’ RATはロック、ブルース、パンク、ジャズなどジャンルを問わず全てのギグで頼りになるペダル。LIL’ RATはフルサイズのRAT2と同じコントロールとサウンドですが、幅はわずか2インチです。背面に電源とジャックを備え、戦車のように頑丈に作られています。RAT2の約半分のサイズでペダルボードのスペース確保にも役立ちます。 PROCO ( プロコ ) / FATRAT 多くのアーティストに指示される「RAT」シリーズの最新モデル。定番のサウンドを継承しつつ多彩なサウンドに対応した多機能モデルです。 PROCO ( プロコ ) / FATRAT 多くのアーティストに指示される「RAT」シリーズの最新モデル。定番のサウンドを継承しつつ多彩なサウンドに対応した多機能モデルです。

RAT2以外では、TURBO RATは割と有名ですかね。定番のRAT2以外にも、これらのシリーズを色々と使っているアーティストの方が紹介されていて、これも参考となりました。

ヴィンテージRATの存在

前述の現行品シリーズ以前にあったRATシリーズもあります。シリーズが始まったは1978年で、その頃から使い続けているアーティストの方のRATも結構紹介されていました。

前述の通り、私のRAT2も30年前に買ったものでしたが、ずっと使い続けてきたというのでは正直なく、しばらく使わない時期を経て最近また使い始めたのですが、しばらく置いておいてもちゃんと動きます。
使い続けたアーティストの方のRATは、使い倒して見た目もボロボロになっているものもありますが、ギター同様ヴィンテージな感じも出つつ、ちゃんと活躍しているというのが魅力的ですね。

ということで、昔から使ってきているRATの特集ということで、興味深く読みました。1つのエフェクターで雑誌1つできてしまうのは、ひとえにRATの偉大さゆえかなと思いました。

2023年7月12日
から plusunfield
作詞につまった時に、くるりの本に書かれていることを思い出す はコメントを受け付けていません

作詞につまった時に、くるりの本に書かれていることを思い出す

いみじくも私も自分で曲を書き、曲に詞をつけることがあるわけなんですが、作詞って難しいですね。曲は好きで作ることも多いですが、詞はつけなければいけないので、なんとか作る、という感じもしています。

そして、今、曲を作ったものの詞を付けられず残っているものがある状態ですが、先日読み返した本の中でこんな一節がありました。

『歌詞ができへん』って相談したら、『そんなのすぐできるよ。だって、もうサウンドが完璧に出来上がってるんやから、そのサウンドの中に言葉が入っているから、それに耳をすませて言葉にしていけばいい』とか言ってくれて。その言葉に『あっ!』って気づかされて、そこから5分くらいで書けたんですよね

くるりのこと

この本ですね

そして、これはこの曲。「ジュビリー」の歌詞のことについてです。

この曲の歌詞はかなり好きで、カラオケで歌ったこともあるんですが、情景が浮かぶような文学的な歌詞と思いますが、歌詞に詰まって5分くらいで書けた歌詞には思えませんね。インスピレーションとは色々だなと思います。

このことを踏まえて、サウンドに耳を澄ませて言葉を拾いたいと思います。

2023年5月14日
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SongRというAI作曲ツールで自作の曲を作り直してもらった(英訳詞はChatGPT) はコメントを受け付けていません

SongRというAI作曲ツールで自作の曲を作り直してもらった(英訳詞はChatGPT)

最近何かと話題の生成AIツール、色々と出てきており動きが早いですね。

そして、先日下記の記事を目にしました。

電子楽器中心にいろいろな記事を発信しているサイトですが、楽曲生成AIで、簡単に曲を作ってもらえるというものらしいです。

https://app.songr.ai/ (aiドメインなんだ…と思いました)

記事によると、テーマとなるキーワードを入れると曲を作ってもらえるようですね。
そして、自作の歌詞があれば、それに曲をつけてもらえるということ。僭越ながら自分で作詞作曲した曲があるので、それをAIに作ってもらうとどう違うのか?を実際やってみることにしました。

歌詞について

ChatGPTで英訳

自作の詞はほぼ日本語なのですが、songrでの詞は英詞のみということで、まず自作の詞を英語に翻訳しました。
翻訳もAIを使います。話題のChatGPTで英訳してもらいました。ちなみに曲名は「For Your Information 」と言います。

ちなみに、先日発表されたGoogle Bardでも英訳してみましたが、ChatGPTの方がいい感じに思えました。データ量の差ですかね

SongRで曲を作ってもらう

こんな感じでジャンルが4つあるので、そこで1つ選んで歌詞を入力します。今回はpopを選択。

こんな感じで歌詞を入力します。文字制限があるようで、今回は1番の歌詞のみやってみます。
歌詞入力欄の下にあるEmily/Kevinというのが女性/男性のボーカルを選ぶスライドバーですね。今回は男性を選択。これでRenderを押すと数分で曲を作ってくれ、下記のような感じの画面で曲を聞くことができます。映像、音声の各ファイルでダウンロードすることもできます。
そしてできた曲がこちら。

ちなみに、元の曲はこちら

なんとなく似ているような?もう少し聴いて所感を書きたいと思います。

2023年3月26日
から plusunfield
ボディが小ぶりなアコースティックギターの利点とは?(Seagull Grand) はコメントを受け付けていません

ボディが小ぶりなアコースティックギターの利点とは?(Seagull Grand)

過去、エレキギターに関するエントリをいくつか書いてきましたが、アコースティックギターも持っています。買ったのはざっと25年ほど前なので、現行のラインナップにはないものですが、こちらですね。

SeagullのGrandというモデルです。
公式サイトではこちらです。販売終了とありますね。

Seagull Guitars/S6 ORIGINAL SLIM CONCERT HALL BURNT UMBER GT A/E

現行品ではないものの、通販では同じシリーズのものもあるようです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Seagull/Entourage Grand Natural A/E【展示品特価】
価格:55,000円(税込、送料別) (2023/3/27時点)


このギターを選んだのは、山崎まさよしさんの影響

このギターを買ったのは、前述の通りだいぶ昔なんですが、山崎まさよしさんが小ぶりなアコギを弾いているのをテレビで見て、おおこれはいいなあと思ったのがきっかけです。

こちらのサイトによると、Martin O-18Kというモデルですかね。見ていたテレビはこのフジテレビの番組でなく、テレビ東京の「誰でもピカソ」だったかと記憶しています。

#6 山崎まさよし’s GUITARS – Char meets ???? ~TALKING GUITARS~ MUSEUM – フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)

そこから時間が経っても、小ぶりなギターをまだ弾かれてるようですね。

これはGibson のL-O(エルオー)というモデルということ。先ほどのフジテレビのページにも画像があるので、昔から使っているのがわかります。

小ぶりなギターを選ぶメリットとは?

フィンガーピッキングがしやすい

ボディが小さいということもあり、取り回しが楽なこともあるのでフィンガーピッキングに向いている気がします。もちろん、ピックでジャカジャカ弾いてもいいんですが、個人的にはフィンガーピッキング、指弾きの方が、表現力が出る気がしています。

高音が出やすい

これはボディの形状からもそうですね。
バイオリン>ヴィオラ>チェロ>コントラバス、の例に漏れず、ボディが大きくなると、低音になるということですが、アコースティックギターのサイズの違いということで、まあ大きくは違わないですが、やや小ぶりでも高音に特徴があるかなと思います。

小さいから運ぶのも楽

これも当たり前ですが、サイズが小さいので持ち運ぶ時も小さいし、収納するときもまあそこまで大きくないなと思います。

こちらはケースに入れた画像。まあボディのところはやはり太くはないですね。

逆にデメリットは?

音量は大きくない

先ほどの、高音が出る、ということと相反しますが、ピック弾きでジャーンとやっても、音量的にはそこまで大きくはないかなと思います。自分で複数アコギを持ってて比較したわけではないので、主観ですけども。

見た目の迫力にも欠ける

大きめのアコギを持って立っていると、それだけで迫力があります。
小さめのアコギをさっと持つのとはまた違った魅力がありますね。迫力があるというか、男性的というか。

こちらはノエルギャラガーさんのインスタより。ちょっと前の画像ですが、Gibsonの大きめのモデルをステージで持っています。
こちらは、通常”ジャンボ”と言われるSJ-200 というモデルですかね


ジャンボと言うだけあって、大きめのボディが特徴的ですね。確かエルビス・プレスリーも使用していたかな?ロックなサウンドに合いそうな見た目ですね。

ということで、自分が持っているアコギについて考えてみました。ともあれ気に入っているので、これからも弾き続けていきたいですね。

2023年3月13日
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フェンダージャパンのストラト「Gシリアル」は、ジャパンヴィンテージなのか? はコメントを受け付けていません

フェンダージャパンのストラト「Gシリアル」は、ジャパンヴィンテージなのか?

タイトルはともかく、私はフェンダージャパンのストラトキャスターを持っています。
以前、エピフォンのセミアコに関するエントリをいくつか書いていますが、今はエレキギターは2本持ちで、セミアコ+ストラト、という組み合わせですね。

持っているのはこちら。

ストラトキャスターの確かモデル名はST62-USで、USピックアップがついていました。(後述の通り、ピックアップは交換済み)

ネックジョイント部にシリアル番号があり、Gから始まるシリアル番号です。
これは年代を表しているということですね。

年代としてはどうか

こちらのサイトを参照しますと、

G+6桁 MADE IN JAPAN 1987年~1988年 フジゲン製

Fender Japan シリアルの見分け方 年代・工場一覧表 – Geek IN Box

ということです。
これを買ったのは、確か1998年。中古でまあまあ安く買いました。製造から10年くらい経った後だった、という可能性が高い、ということですね。
ただ、そこからもだいぶ時間が経っており、1987年製造とすると、35年ほど経っているモデルということになります。

細かいスペックについて

ヘッド

62年製モデルを踏まえていることで、スモールヘッドですね。1970年代になると、ラージヘッドモデルになると思いますが、個人的にはスモールヘッドの方がすっきりとしていて好きかなと思います。
ペグはロックタイプのペグに交換しています。

ボディ・ピックアップ

中古ということで、ボディ材は特に確認しないで買ったのですが、参照サイトなどを見るとバスウッドですかね。まあ、あまり材がどうかは気にせず、ちゃんと弾いて鳴るかどうかの方が大事かなと思います。
ピックアップは、元々ついていたUSのピックアップから交換しています。今載せているのはこちら。

Fenderのピックアップ、Pure Vintage 出力が強いモデルではありませんが、ハムバッカーのセミアコがあるおかげで、ストラトで高出力のピックアップにせず、割と元のストラトの音がそのまま出るようなピックアップを選びました。大満足しています。

ブリッジ

2点支持のもの。
ブリッジには、他に6点支持のものもあったり、はたまた、ウィリキンソン製のブリッジとか、フロイドローズ製のロックタイプのものもあったりとかいろいろありますが、今のところ、ロックペグ+2点支持のブリッジ、で、特に問題なく使っています。

ボディバック

アームカバーがついており、今まで開けたことはないと思いますが、2点のスプリングになっていると重ます。
カバーにシールが付いてますが、これは超昔のJ-Waveのシール。買った時からついてましたね。

ルックス

これは先の写真の通り、サンバーストボディ+ローズネックという組み合わせ。ストラトだとよくある組み合わせかと思います。
この組み合わせで思い出すストラト使いの方は以下。

高野寛さん

これはヴィンテージのストラトかと思いますが、以前テレビなどで、このストラトを弾いておられた記憶があります。

ジョン・フルシアンテさん

これは直近でやった日本公演の画像かな?ジョンさんもヴィンテージなイメージありますね。ジミヘン崇拝しているんだろうなという

まとめ

全然ジャパンヴィンテージ、な話をしておらず、昔買ったストラトを持っているという内容ですが、35年経ったギターということを加味しても、なかなか良いギターを弾いているなと思います。
関連するものいくつかは、また別エントリを書いてみたいなと思います。

2022年12月19日
から plusunfield
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電子ピアノを選ぶポイントいくつか

先日、家の電子ピアノを買い替えました。
元々、私個人で買っていたKORGの電子ピアノを持っていましたが、買って20年くらい経ち調子の悪いボタンが出てきたり、より使いやすい機能のもので弾きたい、と思って、買い換えることにしました。

買い替えにあたっては、私と普段よく弾いている娘2人と一緒に試奏して決めました。

買ったのはこちら。

ROLAND ( ローランド ) / DP603-CBS 電子ピアノ

購入したのは、近所にあるビックカメラ。色々試走できたのが良かったです。

試奏の前に、選ぶポイントとしたのが下記です。

鍵盤のタッチ

一番重視したのはこれですね。
元々、アコースティックのピアノを弾いていた時も、軽い鍵盤より重めの鍵盤が好みで、今回もそれに拘って見たり試奏したりしました。
ただ、これは買った後に気づいたのですが、鍵盤の重さも調節できるので、全然問題なかったですね。

こんな感じで、キータッチは設定可能です。以前の電子ピアノはその機能なかったので知らなかった。
娘たちは軽めで、私は100のうち55くらいの重めで弾いてます。

ペダルの形状

続いてはペダル。
形状、と書きましたが、今までは別売りのダンパーペダルを使っていましたが、ペダル自体が固定されておらず、弾いていると段々と動いちゃうこともありました。これはあまり良くないですね。
そして、ピアノを習い始めてだんだんと上達している娘にとっても、ちゃんとしたポジションにペダルがないことは、上達の面でもよくないと思いました。と言うことで、今回買い換えるにあたっては、ちゃんとペダルが固定されたもの、を選ぶようにしました。

このように、足元に板を渡してペダルが固定されています。一番右のダンパーしか正直使いませんが、それでも使い勝手はいいですね。

メトロノーム機能があるか

大体の電子ピアノにはメトロノームはついているかと思いますが、メトロノームがついているのも確認しました。
以前のピアノは、これが壊れてしまって、スマートフォンに入れたアプリのメトロノームを鳴らしていましたが、ややめんどくさかった。ちゃんとピアノについているのがいいと思います。

メトロノームは、テンポはもちろん、拍とか音なども変えれます。

本体の重さ

これはまあ別の点ですが、極力重くないものがいいかな、と思っていました。
運送・設置は、買ったところでやってもらうプランを選びましたが、家の2階に置くことを想定していてたので、あまり重くないのがいいかなと思っていました。
特に設置してから移動することはないかなと思っていましたが、もし移動することがあったら、と言うのもちょっとは気にしました。

本体の形状

まあ大きさですね。そんなに大きい部屋に置くわけではないので、もちろん小さめの方が望ましいです。
このモデルは、蓋を閉めるとフラットになり、見た目もスッキリです。
ただ、極力天板の上には、物は置かないようにしたいと思っています。

新しいピアノ来るとかなりテンション上がりますね。以前よりよく弾いていると思います。さらに弾いていきたいですね。

2022年8月28日
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デジタルミキサーのBEHRINGER ( ベリンガー ) FLOW 8 を導入した はコメントを受け付けていません

デジタルミキサーのBEHRINGER ( ベリンガー ) FLOW 8 を導入した

この度、デジタルミキサーを買いました。こちらですね。

FLOW 8はオールインワン・コンパクトデジタルミキサーです BEHRINGER ( ベリンガー ) / FLOW 8


デジタルにこだわっていたわけではなく、コンパクトに使えるミキサーを探していたのですが、検討の結果こちらを買うことにしました。

使うシーンとしては、単体のリズムマシンとかシンセをつないでその音をまとめたいな、と思ったからですね。このような形で使ってます。

右上にあるSoundDock +ipodは関係ないとして、今回はリズムマシン+シーケンサーのKORG monotribeとシンセサイザーのKORG monologueを同期させてそれぞれの音をFlow8でまとめています。過去、シンセ系のエントリは書いてませんでしたが、これ以外にも、electribe samperとかVolca Beatsなども持っています。KORG党なのでもれなくKORGの製品ですね。

このような感じで使うにも、このFlow8はなかなか使い勝手がかなり良い製品でした。簡単なレビューです。

筐体がコンパクトで使いやすい

サイズは229x48x172mmということでした。上の画像にもあるとおり、小さいリズムマシンとそんな変わらないくらいのサイズです。机の上でいくつかガジェット載せてそこに置いても特に問題ならないサイズですね。

ちゃんとフィーダー付き

コンパクトなミキサーだと、フィーダーでなく音量のコントロールがつまみのものもありますが、これはちゃんとフィーダーがついていますね。1〜4chと5/6、7/8chという構成ですね。やはり直感的にフィーダーを上下させた方が操作感が良いですね。

細かいチャンネルの調整はアプリで(iPadでも可)

調整にアプリを使うというのがこの製品の大きな特徴です。ミキサー本体に機能を色々盛り込まないことで、コンパクトな筐体にできている、とも言えますね。具体的には、パンとかエフェクトなどの調整は、アプリでおこないます。
アプリは、AndroidまたはiOS、ということで、どのOSからも問題なくできそうです。
私は普段使っているスマフォはAndroidなので、それにインストールすればいいんですが、普通にLineなども使いますし、できれば分けたい。ipod touchを持っていてKORGのテンポコントロールなど音楽用に使っているのでそれで行けるかと思いましたが、OSのバージョンのせいなのかうまく動作しませんでした。そこでiPadでアプリ入れて動かしてみたら、それはうまく行きました。その後はもっぱらipadで動かしていますね。画面も大きくて使いやすいです。

ミキサーのフィーダー動かすと、アプリのフィーダーも動くという優れもの。

ちょっと撮影の様子が写ってますが(笑)、これは各チャンネルの設定画面。左右どちらにパンするかもここで設定できます。

オーディオインターフェース機能付きで、PCのシーケンサーへのOutもスムーズ

これは大きな発見でしたね。
元々単体のミキサーで良くて、PCに取り込むのであれば、オーディオインターフェースにミキサーのOUTから入れれば良いか、と思っていましたが、直でUSBでつなぎシーケンサーにオーディオINすることができます。

私は、以前エントリを書いた通りにCubaseを使っていますが、この連携もスムーズです。
この製品は8in2outという仕様ですが、この2outはミキサーのチャンネルをしてして録音などできるので超便利です。
例えば、今回撮影したが画像では、ch3にmonotribe、ch4にmonologueを接続していますが、Cubase側でオーディオトラックを設定し、inするチャンネルを指定しますが、その際にch3からか、もしくはch4からか、など任意のチャンネルを指定して録音できます。

今回この画像を撮った時も、ch3・4を同時に演奏し録音→別途ch4をそこに重ねる→さらにch3を重ねる、というような録音も機器を繋いだままスムーズに行えます。こんなにスムーズにできると思っていなかったので、これは新しい発見ですね。

エフェクトやトータルリコールなど、デジタルミキサーならではの機能も

こちらはまだ試していませんが、多彩なエフェクトや一旦保存した設定を呼び出すトータルリコール機能もあるということです。これらはここから試していきたいですね。

ということで、マシンライブなどにさっと使えるデジタルミキサーFlow8。さっと録音まで行けるので、音楽制作へのとっかかりが低くなりどんどん触れていけるかなと思います。制作をスムーズにすることで、重宝したいと思います。

2022年4月10日
から plusunfield
Cubase Pro 12にアップグレードした。 はコメントを受け付けていません

Cubase Pro 12にアップグレードした。

先日、Cubaseのバージョンアップがありました。バージョン12になりましたね。

Cubase 12: 新機能 | Steinberg

よく読んでいるサイトの「DTMステーション」にも、この件についてのエントリが何件がありましたね。

私は元々Cubase Pro 11を持っていたので、アップグレード版を購入しました。価格は11,000円でしたね。過去都度アップグレードしています。費用はかかりますが、色々新しい機能などを試せるのでいいですね。

今回のアップグレードをして見ての感想は以下です。

ドングル不要は、手間の面でも気持ちの面でも良い

今回の目玉ともいるドングル不要。初めてCubaseを買ってその時からドングルを使っているので、十数年はドングル使ってますかね。
手間の面では、単純に始めるのにドングルを持ってくる、ということがなくなるということですが、ドングルはUSBのタイプAという昔からあるサイズですね。ただ、今使用しているMacbook Proはtype-Cなので、USBハブが必要です。そのためドングル持ってきて、ハブも持ってきて、と思うと、用意するものがいろいろ必要になる、という手間がありました。

また、気持ちの面では、前述のようにCubaseを立ち上げるときに機器をつないでセットアップしなければいけない、という点で、ハードルがありました。
今はドングル不要ということで、何も考えずにPC使っているときに、Cubaseをさっと立ち上げることができます。気持ちの面では、だいぶ違うかなと思います。

Cubasisとの連携もやりやすい

iPadアプリのCubasisを使っていますが、このいiPadで作ったCubasisのデータを、PCのCubaseに移して編集などをする、ということができます。この機能は、このバージョンから実装された機能ではありませんが、アップグレードされたこのバージョンでも問題なくできますね。
前述の通り、立ち上げるまでのハードルが劇的に下がったことにも関連して、今まではCubaseめんどくさいからなあ・・・と、iPadのCubasisでなんとか作ろうとしていたのを、気軽にPCに移しちゃおう、と思えますね。

Cubasis自体も、使いやすいアプリですけどね

ということで、アップグレードしてよりガリガリと使っていければと思います。

2021年10月31日
から plusunfield
 ねこだまり蜜蝋による指板クリーニングが素晴らしかった はコメントを受け付けていません

 ねこだまり蜜蝋による指板クリーニングが素晴らしかった

先日、持っていたアコースティックギターのネックを折ってしまい、修理に出しました。その際に一緒に指板クリーニングもやってもらいました。

修理とその指板クリーニングをお願いしたのは、いつも何かあれば楽器持ち込んでメンテやら修理をお願いしている楽器屋BOWさん。(@gakkiya_BOW)

以前twitterで読んだと思うんですが、ねこだまり工房さん(@NekodamariWork)という工房が作っているワックスを使ってクリーニングなどをしている、ということです。

実際やってもらったギターの画像は以下です。

今回ネックが折れて修理に出したギターはこちら。
SeagullのGrandというモデル。メーカーはありますが、モデル自体は廃盤ですね。買ったのは、もう20年以上前になります。

ねこだまり蜜蝋を塗って指板クリーニングしたすぐの画像はこちら。
Beforeがないので比較はできないですが、20年以上使っているギターということで、さすがに指板の汚れや傷、使い込まれた感じが結構出て、削れた木の感じが出ていました。
ビンテージ感を出すのであればそれでもいいんでしょうが、特にそういうのは個人的には求めておらず、きれいに使いたいなと思っていました。

これ以前に、別に持っているエレキギターのストラトキャスターの弦高調整をお願いした際に、この指板クリーニングを提案してしてもらい、これはなかなか良いぞ、と思ったので、このアコースティックギターの修理の際にも、やっぱりやってもらうようにした流れでした。

見た目はツヤツヤに

画像でどのくらい伝わるかは分かりませんが、かなり艶やかな見た目となります。
それ以前は、書いた通り使い込まれた枯れた感じだったので、きれいに復活した感じがしますね。

触った感じもしっとりと

実際に指板に触れると、以前は見た目同様にカサカサした感じですが、今回はワックスを使ってクリーニングしたということで、しっとりとした触りごごちで非常に良いです。
何というか、保湿をしっかりとした肌みたいな

定期的にメンテするのは大事だなと

クリーニング、ということでの調整でしたが、20年以上使っているギターを調整に出し、良くなって返ってくるというのはなかなか良いものだな、と思いました。そのまま使いたおして傷だらけにしていくのも一つの魅力ですが、必要に応じて手を入れて、最適なコンディションに保つ、というのもまた重要で、個人的には後者のスタンスなので。

非常に満足度高かった調整だったのですが、ギターがあと1本あるんですよね。それだけ指板が使ったままなので、これも調整に出したいなあ・・・と思う今日この頃です。

そして、BOWさんでは、このねこだまり蜜蝋でのクリーニング一押しのようですね。
売っているギターにもれなくこのクリーニングされているようで、先日店舗に伺った際にもそのような表示があったのを目にしました。

▼参照URL

楽器屋BOW オンラインストア

2021年10月3日
から plusunfield
単なるセカンドブランドではないEpiphoneの魅力とは はコメントを受け付けていません

単なるセカンドブランドではないEpiphoneの魅力とは

ギターメーカーのEpiphone。資本関係では、Fenderと並ぶギター2大メーカーのGibsonの子会社で、廉価版というかセカンドブランドという位置づけです。

確かに、Gibsonのモデルを安いラインナップとして出しているものもありますが、よく見るとそれだけではない。
Epiphone独自のモデルのものも結構あります。それらには、なかなか魅力的なものも多いですね。
歴史を見ると、設立当初からGibsonの子会社だったわけではなく、独立した会社/ ブランドとして存在していて、その後Gibsonの傘下に入ったという経緯もあるので、自社独自のギターもあるということです。

私もEpiphoneのギターを持っていて愛用しているのですが、Epiphoneの魅力について述べていきたいと思います。

音楽史に残る有名アーティストが使用(ビートルズとオアシス)

ロック音楽史に残るアーティストが使用していた、というところが大きなポイントですね。シグネイチャーモデルも出ていますが、それはどちらかというと商売上の都合ですね。ただ、ライブやレコーディングに使っていた、という点が単なる安ギターとは違いますね。

ビートルズの場合

ビートルズの皆さんが使っていたのは、有名なモデルのCasinoですね。ジョン、ポール、ジョージ、いずれも使用していたので、ビートルズ活動時代はEpiphoneは勢いあったのかと思いますが、みなさん大好きですね。

特にジョン・レノンさんは、Casino愛用者として有名ですね。塗装を剥がしたナチュラルカラーのCasinoを使っていた印象が強いです。
有名なルーフトップコンサートでも、このナチュラルカラーのCasinoを演奏していますね。


オアシスの場合

リードギタリストのノエル・ギャラガーさんがエピフォンのギターを使用していましたね。有名なのは、ユニオンジャックカラーのリヴィエラですね。


 この頃はノエルさんもまだ若者で、ナイロンパーカーに大きめのエピフォンのセミアコ抱えて大きな音でギターを弾く、という姿が印象的です。かく言う私も、ノエルさんの影響でエピフォンのセミアコ買いましたね。

番外編で奥田民生さん

民生さんはセミアコではなく、ソリッドギターのコロネットと言うギターで自身のシグネイチャーモデルを作ってました。ピックアップも替えてビグスビーも着ける、と言うなんか別のギターになってんじゃないか、と思いましたが、それでも好きなんだろうなと思いました。下記の動画で使っていますが、なんというかハイもローもそんなに主張しないけど、ミドルの音域がしっかりと出るギターですね。

安価で良質なセミアコが揃っている

セミアコは、ジャズなんかでもよく使われて結構お高いイメージもありますが、エピフォンのセミアコは、値段も手頃で品質もなかなか。中にはギブソンの工場で作られているものもある、と言うことで、なかなかお値打ちなものあると思います。

私が買ったセミアコはこちら。DOTというモデルで、現在はラインナップにないようですが、数年前まではありました。モデルとしては、ギブソンのES-335を基にして安価で作った、というものですが、弾きやすく手軽にセミアコを味わえるという意味でいいギターです。

エピフォン独自モデルにもいいものがたくさん

前述したCasino。ビートルズはじめ、数多くのアーティストに愛用されています。モデルとしては、ギブソンのES-330とほぼ同じスペックですが、Casinoの方が有名ですね。

エピフォン・カジノ – Wikipedia

P-90のピックアップでクリーンサウンドでも歪ませたクランチサウンドでも、どちらでもいい音が出るギターですね。


続いては、リヴィエラ。これも前述の通り、オアシス時代のノエル・ギャラガーさんが使っていました。ミニハムバッカーでブランコテールピース、が基本スペックですが、これも歴史あるモデルなれど使いやすいモデルですね。
ビンテージでは結構高値がついていた印象ありますが、最近現行モデルで復刻して販売されています。

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Epiphone by Gibson 《エピフォン》 Riviera (Sparkling Burgundy)
価格:69300円(税込、送料無料) (2021/10/3時点)


そしてコロネット。これも前述の通り、奥田民生さんがシグネイチャーモデルと作りましたが、それとは違う現行モデルが存在します。ピックアップはP-90ですね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Epiphone(エピフォン)エレキギター Coronet (Black)
価格:40700円(税込、送料無料) (2021/10/3時点)


ということで、エピフォンいいぞ、というエントリですね。
私のエピフォンは、色々と改造して元の仕様とは違うようにはなっていますが、安価なので改造もしやすいというのも利点の一つかもしれないですね。ギブソンの高価なモデルだと、改造するのも躊躇してしまいますし。

EPIPHONE ( エピフォン ) / ES-335 Vintage Sunburst EPIPHONE ( エピフォン ) / ES-335 Vintage Sunburst

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