Sound Basics

音楽制作なる徒然

2019年7月15日
から plusunfield
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マイク一体型オーディオインターフェースSonic Port VX を使う

最近はiPadのCubasisで曲作りをすることも多いですが、その際に接続するオーディオインターフェースには、Line6のSonic Port VXを使用しています。

これは、コンデンサーマイク一体型のオーディオインターフェース、というもので、楽器類を接続してline入力して録音することもできれば、コンデンサーマイクとしてボーカル/アコースティック楽器の録音もできてしまうという優れものです。いろいろと愛用していますが、使い方やメリット/デメリットについて書いてみたいと思います。

この製品を知ったのはサウンドレコーディングマガジンの新製品レビューみたいなページで、曽我部恵一さんがこの製品のレビューをしていて、すごく気になったから。今まではPCにオーディオインターフェースを繋いで宅録をしていましたが、iPadとこれでとてもミニマムなシステムが組める、と印象に残り、後々導入してみました。

使い方

オーディオインターフェースとして

楽器をline録音する際に、シールドを接続して録音できます。私の場合は主にエレキギターですね。

インプットは1系統。アウトプットは2系統あって、ステレオで出力できます。

コンデンサーマイクとして

ボーカル/アコースティック楽器録音用のマイクとしても使用できます。オーディオインターフェースとの切り替えは、左のスイッチで切り替えられますね。
マイク使用時は入力レベルの調整が可能です。

左上のスイッチが、line録音/マイク(ボーカル用)/マイク(楽器用)の切り替えスイッチ。その下のロール型スイッチは、マイク(ボーカル用)/マイク(楽器用)の入力レベル調整スイッチです。

製品のメリット

マイクとオーディオインターフェースが一体化しているので、可搬性が高い

持ち運びが楽。これが一番の利点かと思います。外部スタジオで録音したいとき、私はモバイルのセッティングとして、iPad(Cubasis)+このSonic Port VX という組み合わせにしています。これだとカバンにもスポッと入り、そんなに場所も重さも気になりません。持ち運びにストレスを感じにくいサイズと重量、というのがすごくよいですね。

マイクスタンドにそのまま取り付け可能

一体型ですが、直置きでもマイクスタンドに取り付けも両方できますが、ボーカルを録るときなどは、やっぱりスタンドに付けたほうがやりやすいです。裏技として、これを手に持ってボーカル録る、というのもできなくはないですが、あんまり安定しないのでやや不安かなと。

スタジオでは、こんな感じでマイクスタンドにつけ、iPadをモニターしながら録音などしています。

エフェクターとしてのPODが使える

iPadのアプリでPODが付属しているので、これをiPadに接続して、POD立ち上げて音を鳴らす、というのもすぐにできます。PODということで、品質もよく、かつCubasisなど、外部のシーケンスソフトでも鳴らして録音もできるようですが・・・先のエントリのとおり、普段はエフェクターボード経由で録音しているため、私はあんまり使ってないですね。

製品のデメリット

line入力時のレベル調整ができない

楽器をline入力する際の入力調整はできないです。これはおそらく自動調整されていて、過大な入力にならないようになっていると思いますが、もっと入力レベルを上げたいな、と思うときもあり、そういう点はやや物足りなく思います。ボーカル用/楽器用のマイクの入力調節はできるんですけどね。

コンデンサーマイクは、単体のマイクと比べると品質はやや劣る

まあこれは仕方がないかと思います。コンデンサーマイクとはいえ、出入力の機能も積んでいて、いろんなノイズもあると思いますし。詳細についてなにか述べるほどの知識はないのですが、普通に単体コンデンサーマイクをたてて、他のオーディオインターフェース経由で録ったときに、やはり音はこっちのほうがいいな、と思ったことがあるという程度です。このあたりは利便性とトレードオフだと思うので、そういうものとして使うのが良いかと思います。

もう使い始めて数年経ちますが、メリット/デメリットあるものの、斬新なコンセプトのよい製品だと思います。基本的にスムーズに制作するのにあっているツールだと思うので、スピード感持って曲作りをする人にとっては、かなり有用なツールになるかと思います。

Line 6 ( ライン6 ) / Sonic Port VX オーディオインターフェイス マイク内蔵 Line 6 ( ライン6 ) / Sonic Port VX オーディオインターフェイス マイク内蔵

2019年6月22日
から plusunfield
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One Control / Iguana Tail Loop 2 スイッチャーでエフェクターボードを組む

コンパクト・エフェクターをいくつか組み合わせて、エフェクターボードを組んでいます。
別にライブに出る活動などはしていませんが、DTMを使って自宅録音をするためにこのボードを組んでいます。
録音のためであれば、マルチエフェクターを使ったり、またはプラグインなどを使ってギターを録音することもできるので、その方が便利な気もしますが、現在のこのシステムは中々気に入っています。
使用しているのはこちら。

One Control ( ワンコントロール ) / Iguana Tail Loop 2 スイッチャー One Control ( ワンコントロール ) / Iguana Tail Loop 2 スイッチャー

そしてこれを下記のように組んで使っています。

このスイッチャーを使ったエフェクターボードを使うでのメリットとデメリットについて、考えてみたいと思います。

メリット

フィジカルコントローラ的に音の調整がしやすい

コンパクト・エフェクターをつなげているものなので、必要な調整は各々のエフェクターのつまみを回して調整する感じです。これは楽ですね。
PCやiPadなどのプラグインを使うときもあるのですが、ツマミ状となっているつまみみたいなものをマウスや画面をスワイプしながら調整するのは、当たり前ですがやりにくい。なかなか頃合いよく調整するのが難しくちょっとイライラします。その点コンパクト・エフェクターは、調整のしやすさはピカイチですね。

どのような音になるか想像しやすい

これは主に歪み系のエフェクターに当てはまることかと思います。
ギターにとってはオーバードライブ/ディストーションの歪み系は音作りのメインとなるものかと思いますが、それを一から決めるのもなかなか大変。先程の項目で書いたプラグインだとアンプやキャビネットを選び、ドライブやフィルターを選ぶということとなりますが、もっとシンプルに選びたいところです。
その点、どのような音になるか理解できているコンパクト・エフェクターをチョイスすると、あとはトーンやフィルターなどの微調整をするだけなので、決めるのが早くストレスが少ないです。
先程の画像にも載っているものもありますが、今使っている歪み系エフェクターはこちら。

MAXON ( マクソン ) OD9 True Tube Overdrive MAXON ( マクソン ) OD9 True Tube Overdrive

真空管が入ってやや温かい音がするオーバードライブ。ブースターっぽく使ってもいい感じです。h

BOSS ( ボス ) BD-2 Blues Driver オーバードライブ BOSS ( ボス ) BD-2 Blues Driver オーバードライブ

言わずと知れたボスの名品。ストラトとかシングルコイルのギターで弾くと、シャリシャリとした感じの非常に個性的な音がしますね。

発光してかっこいい

まあ、コンパクト・エフェクターは基本的にそうですが、オン・オフのスイッチが発光するんでなかなか格好いいですね。

デメリット

場所を取る

このボードはこのスイッチャーを買うことにして、それが入るようなエフェクターボードを買ってみて設置してます。
前述のとおり、別にライブに出るのでもなく、家の中で使うだけなので持ち運ばないので別にいいんですが、それでも場所はとりますね。うまくクローゼットにしまい、使うときに出す感じで使ってます。

費用が掛かる

これはマルチエフェクターと比較した場合です。このシステムを組むのに、スイッチャー+エフェクターボード+各エフェクター台で、50,000円以上はかかってますね。マルチエフェクターであれば、もっとたくさんエフェクターが内蔵されてるものが半額程度で買えますし、DAWのプラグインであればもっと安価です。あくまでこのように使おう、という考えを持って組んでるので、そこで満足しているからいいかという判断ですね。

ということで、コンパクト・エフェクター+スイッチャーでエフェクターボードを組むことについて考えてみました。決して万人受けはしないと思いますが、面白いと思ってくれる人はいるはず・・・。あくまで自分の満足の範囲でやっていきたいですね。