Sound Basics

音楽制作なる徒然

 ねこだまり蜜蝋による指板クリーニングが素晴らしかった

先日、持っていたアコースティックギターのネックを折ってしまい、修理に出しました。その際に一緒に指板クリーニングもやってもらいました。

修理とその指板クリーニングをお願いしたのは、いつも何かあれば楽器持ち込んでメンテやら修理をお願いしている楽器屋BOWさん。(@gakkiya_BOW)

以前twitterで読んだと思うんですが、ねこだまり工房さん(@NekodamariWork)という工房が作っているワックスを使ってクリーニングなどをしている、ということです。

実際やってもらったギターの画像は以下です。

今回ネックが折れて修理に出したギターはこちら。
SeagullのGrandというモデル。メーカーはありますが、モデル自体は廃盤ですね。買ったのは、もう20年以上前になります。

ねこだまり蜜蝋を塗って指板クリーニングしたすぐの画像はこちら。
Beforeがないので比較はできないですが、20年以上使っているギターということで、さすがに指板の汚れや傷、使い込まれた感じが結構出て、削れた木の感じが出ていました。
ビンテージ感を出すのであればそれでもいいんでしょうが、特にそういうのは個人的には求めておらず、きれいに使いたいなと思っていました。

これ以前に、別に持っているエレキギターのストラトキャスターの弦高調整をお願いした際に、この指板クリーニングを提案してしてもらい、これはなかなか良いぞ、と思ったので、このアコースティックギターの修理の際にも、やっぱりやってもらうようにした流れでした。

見た目はツヤツヤに

画像でどのくらい伝わるかは分かりませんが、かなり艶やかな見た目となります。
それ以前は、書いた通り使い込まれた枯れた感じだったので、きれいに復活した感じがしますね。

触った感じもしっとりと

実際に指板に触れると、以前は見た目同様にカサカサした感じですが、今回はワックスを使ってクリーニングしたということで、しっとりとした触りごごちで非常に良いです。
何というか、保湿をしっかりとした肌みたいな

定期的にメンテするのは大事だなと

クリーニング、ということでの調整でしたが、20年以上使っているギターを調整に出し、良くなって返ってくるというのはなかなか良いものだな、と思いました。そのまま使いたおして傷だらけにしていくのも一つの魅力ですが、必要に応じて手を入れて、最適なコンディションに保つ、というのもまた重要で、個人的には後者のスタンスなので。

非常に満足度高かった調整だったのですが、ギターがあと1本あるんですよね。それだけ指板が使ったままなので、これも調整に出したいなあ・・・と思う今日この頃です。

そして、BOWさんでは、このねこだまり蜜蝋でのクリーニング一押しのようですね。
売っているギターにもれなくこのクリーニングされているようで、先日店舗に伺った際にもそのような表示があったのを目にしました。

▼参照URL

楽器屋BOW オンラインストア

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